アイドリングって検索すると、少女アイドルグループが真っ先に出てきます。

正しくは「アイドリング!!!」だそうですが。

 

この娘たち

 

ですが、2015年に全員卒業しちゃったそうです。

全員って、どういうことよ?

 

ま、少女アイドルはともかく
最近のクルマはみ~んなインジェクションになっちゃってるんで、
エンジンマネジメントなんか、「キッチリ安定」してます。

そんなの当たり前です。

 

だけど、さすがに英国・伝統の車=MGFはチョイと違いますよ。
インジェクションなのに、ちゃ~んとアイドリングが不安定になるんです。

 

じゃ、なんで不安定になるか? って言うと
「センサが汚れた」とか「配線カプラの接触不良」とか
マイナーなトラブルがほとんど。

 

だから実に簡単に、しかも安上がりに回復します。

スゴいですね。

 

そもそも、そういうことにならなきゃ、

もっとスゴいんですけどね。

 

え?

アクセルワイヤが引っかかったって?

 

実は、MGFはですね、
アクセルワイヤが引っかかる、ってことはあまり無くて、
スロットルボディが熱で変形しちゃって、
最後の部分の「閉まりが悪くなる」ということが起こるんです。

 

そうなるとアクセルを離しても、
スグにはエンジンの回転が落ちてこないんですよねー。

2000rpm くらいで少し遊んでから、
かなり遅れてアイドリング付近まで下がってきます。

 

f_throt02  コイツが熱で変形する!

 

これ、2001年の後半から、スロットルボディが
プラスチックからアルミダイキャストに「格上げ」になったんで、
それと交換すれば一発解決しますよ!

 

f_throt01 これはアルミ製!

 

ってことは、ローバーは知ってたんですよねー。
熱で動きが悪くなるってこと。

ダメと知ってて、ずっとヤラなかったんですよねー。

ロクな奴じゃないっすよねー。