補機類のベルト(プーリーベルトとも言います)は、
オルタネータとエアコンのコンプレッサを回してくれます。

そして、テンショナープーリーで、張り調整をされています。

 

G86M3898 図:補機類のベルト

 

MGFは、このベルトの寿命が短いんです。

ベルトの素材は決して悪くないんですけど、
周辺の高い温度のせいなんでしょうかねー。

 

だいたい3万km で交換した方が良いと思います。

 

こうなるともう、イタリア車の世界ですね。

あのフェラーリと同じですよ!

 

素直に喜びましょう!

 

ついでに言うと、

「ベルトが切れてテンショナーに絡まり、テンショナーが破損!」
という故障も聞きましたし、

逆に、 「テンショナーボルトが破損して、ベルトを切り取った!」
ってトラブルも聞きました。

ベルト廻りにも、いろいろ問題が起きるクルマなんですね。

油断もスキもありません。

 

 

足回りのボールジョイントの話

f_stablink これはスタビのジョイント

MGFの足回りにも、多くのジョイントが使われています。

ラバージョイントもボールジョイントも、だんだん「緩く」なってくるのは同じです。

 

「俺の走りはチョット激しいんだぜ!」と、自認する方は、
5万km を目安にジョイント類を交換しましょう。

シャキッとした感じになりますよ。

 

G60M0305 図:ジョイントがたくさん

 

でも、こんなに数があるんで、大人しく走るほうが、お得です。

 

 

もし走行中に、後ろの方から「チャリンチャリン」という音が、
いつも聞こえてくるようになったら、

それは、またまた財布からオカネが出て行く音です。

きっとRハブ(品番=25)が、イッてしまっています。

 

そのままで走っていると、ハブベアリングが割れて、走行不能になります。

最悪の場合ですけど、後輪が外れることも・・・

 

ん?

ブレーキディスクで引っかかるから、
それは大丈夫かもね。

 

 

車内に水が溜まる?

 

どうしても「雨漏り」をしてしまうのは、オープンカーの宿命です。

雨漏りがあると、車内に湿気が多くなって、
サビやカビの元になるし、電装部品にも悪いです。

フロアや幌の内側にカビが発生したら、
なかなかキレイにはなりませんし、イヤなニオイもするようになります。

 

なので、ときどき「乾燥」させましょう。

フロアカーペットまで剥がして、「虫干し」すると完璧ですけど、

だからって、

 

f_inpane ここまで引っぺがすと・・・

元に戻すのは、チョ~面倒くさいです。

 

部品取り車にしちゃおうか・・・

そう思っちゃうのも仕方ありません。