メーターパネルの中には、いろんな警告灯が並んでいます。

でも、それが点灯するのはイヤなもんです。

「本当に故障しそうだよ!」ってときや、

「何かが消耗しちゃったよ!」って場合は、点灯してもしょうがない

というか、警告してもらわなきゃマズイです。

 

だけど、どこも故障なんかしてないのに点灯すると、

クルマへの信頼は大きく揺らぎます。

 

昔のイタ車、フラ車なんかがそうですね。

「なんかランプが点いてるよ!」

「ホントだ、でも明日にはきっと直ってるさ!」

・・・風邪じゃないっつーの。

 

アメ車のように、故障しているのに「点灯しない」のが、イチバン困ります。

最初に壊れたのが、警告システムだったなんて、シャレにならんです。

 

ですけど、アメ車というのは

アラームが点灯しようが消えようが、異音が発生しようが、煙が出ようが、

何となく普通に走れてしまうことがほとんどです。

そういう意味では、クルマの信頼性は高いのかも知れません。

 

宇宙ロケットを飛ばす国なのに、どうしてクルマ作りの技術は三流なんですかね。

ロシアのクルマや道具なんか、もっとヒドいって聞きますし。

 

ラーダ Lada

東ドイツのトラバントは段ボールでできた外板ですけど、

ロシアのクルマは鉄を使ってるだけマシな感じですね。

 

MGFの場合は、故障でもないのに、

突如として、SRS警告灯が点灯状態になります。

 

バッテリー端子を外さずに、ハンドル交換やシート交換をすると、

そういう事態になるんだそうですが・・・。

ホントなんでしょうか?

 

確かにエアバッグの配線を抜いたけど・・・

確かにシートベルトキャッチの配線を抜いたけど・・・

 

・・・抜くなよ。

 

もっとも、これが点灯していても、特に問題なく走れます。

赤いランプがまぶしくて困るだけです。

SRSエアバッグが作動するかどうか、知りませんが。

 

・・・黒いシールでも貼っておくかな。

 

原因は、何かが故障したんじゃなくて、

シートベルトキャッチ側に付いてる「ベルト引き込みユニット」が、

エラー信号を出すため、 だそうです。

 

図解はコチラ・・・G76M1726

 

正常に戻すには、ユニットの丸ごと交換が必要です。

 

普通に走れるんで、「こんなの大丈夫さ!」って、

強がって言ってはみますが、クラッシュした時に作動しないと困ります。

死んだらイヤなので仕方ありません。

交換しましょう。

 

・・・ぶつけてみてテストするワケにもいかないし

 

こちらはシートベルトキャッチの引き込みユニットの図

 

G76M1743

 

交換して修理費を支払うときには、

「もうっ! エラー信号なんか出しやがって、このバカたれっ!」

ってスパナでぶっ叩いてやりました。