MGFに積まれているノーマルのKエンジンは、

その昔は1400cc の普通のエンジンだったんです。

 

MGメトロとかの普通のファミリーカーに積まれるような。

だから意外とトルクフルだし、軽量だし、良いエンジンなんです。

 

ですけど、 「パパパッ」ってなアクセルワークに、

「ビビビッ」っと反応してくれたりは、しないですよ。

 

あとホンの少し、ビンビン反応してくれて、

あと1.000回転だけ上まで回ってくれたら、イイのになぁ・・・って思います。

 

「1000ccクラスのバイクのエンジンをベースにすりゃ、良かったのにね・・・。」

「車重があるから、強度が足りないでしょ?」

「だったら、スズキの660ターボならどう?

ついでに車体の全幅を1400mm、全長を3400mm以内にしてさ?」

「それじゃ、カプチーノになっちゃうよ。」

「そうだね! 税金が安くてイイよね!」

 

Suzuki_Cappuccino スズキ・カプチーノ

 

話が逸れましたが、

せめてアクセルレスポンスだけでも良くしたい!

それだけでも、どんなに気持ち良いスポーツカーになることか・・・

 

そんなときのチューニングの定番メニューに、

フライホイルの軽量化というのがあるんですね。

というわけで、注文しましたよ。

エリーゼ用の軽いフライホイル!

 

f_flywheel 長い穴がぐる~り開いてます!

 

こういうのって、エンジンを降ろさなきゃ出来ないので、

クラッチ交換とかの、メンテナンスのついでにやると良いですね。

工賃が安上がりです。

 

つけてみたら、どうなったって?

心配していた低速トルク感の減少は、特に問題ありませんでした。

ビンビン反応する、とても気持ち良いエンジンになりましたよ!

 

会話で何でも、問いかけてスグに返事があったら、気持ちが良いですよね?

スポーツカーのエンジンの場合も、

アクセルをちょんと踏んだとき、即座に「ブンっ!」って反応してくれたら

本当に気持ちイイんです。

もし最初からこういう仕様だったら、

MGFってクルマは、もっと人気が出ただろうに・・・って思います。

 

図解はコチラ G33M0186

(左端がフライホイル)

 

ちなみに部品代をケチろうと考えて、

元々のフライホイルを軽量加工するのはヤメテおきましょう。

プロに頼んでも制度は低いし、費用は高いし、

自分で穴あけ加工なんぞしたって、バランスが悪くなるだけですから、

素直にエリーゼ用のパーツを買いましょう。

 

ELISE02 ロータス・エリーゼ。

 

このクルマもトラブルが多いって言うけど、大好きです。

変な性分なんです、アタシ。