デスビキャップやロータの摩耗なんてのは、

昭和50年代までなら、国産車でも普通にあってましたよね。

 

設計が古いクルマほど、電気関係は消耗品だらけ。

だからトラブルが多発しても仕方がないんです。

 

MGFの電装も、設計はそんなに新しいものではありませんから、

いろいろ起こっても「仕方ない」と思って、諦めましょう。

人間、あきらめが大切なときもあるんです(泣)。

 

ところで同じMGFでも、車体価格の高いVVCには、

パワーアップのためにダイレクトのツインコイル点火を使っています。

しかしながら、安い1.8 i の点火系はデスビです。

 

この吸気系と点火系の違いで、カタログパワーは20馬力も違ってました。

実質のパワーは、あまり変わらいような気がしますけど。

 

で、メンテナンスになると話が逆転します。

高いんですよ、MGFのデスビ・キャップって。

 

f_discap デスビキャップとロータ

 

キャップはスグ亀裂がはいっちゃうんで、時々、交換しなきゃならんのです。

走行距離なんか少しも伸びてないのに、

12.000円もするのに、半年に1個の交換ってあんまりです。

悲しすぎます。

 

G10M0337 図解・・・1番と4番の部品。

 

こういうの、「クレーム扱い」になるんだったら良いけど、

ならないんですよねー。

だって消耗品ですから。

 

こちらは意外と摩耗しないロータ

 

G18M0052図解2・・・ロータの取付け方

 

でもキャップを交換するなら、

ついでにロータも一緒に交換しましょう。