内装といえば、普通は壁紙や家具、調度品のお話ですけど、
クルマの場合も、車内の仕立ては「内装」と言います。
ちなみにアタシの部屋で使っていたソファはコレ。
98年型アビンドン用本皮シート
これ、ローバーが売れ残り対策で作った、日本向けの特別仕様だったんですけど、
すでにMGFの品質のヒドさがバレた後だったんで、あまり売れなかったんです。
値段も高かったし。
・・・なぜか買いましたけどね、アタシ。 しかも新車を。
このシート、車内で使ってたときは、
座面は高すぎるし、背中は汗でビチョビチョになるし、ホールドは悪いしで、
とても運転しにくいシートだったんです。
そんなワケで、車体から外したんですけど、
保管しておく倉庫も無いので、部屋の中でソファとして使ってたんですよ。
なぜかウチに、スパルコシートの展示用フレームがあったもんで。
ところが、ソファとして使ってみたら、もっと最悪。
背中は汗でビチョビチョになるし、ホールドは悪いし、
しかもテレビを見ていて ちょっと動いたら、ハデに後ろにひっくり返ってしまうんです。
嫁ハンもマグカップを持ったままひっくり返って、
「なによこれー!」 ってメッチャ怒ってました。
まぁ、それはシートが悪いんじゃないですけど、
車でもダメだし、部屋でも使えねぇじゃんって、ウチでの評価は散々でした。
本来のMGF・アビンドンの内装
オープンカーって、幌屋根を畳んだとき用のカバーがあるんですよ。
アタシ自身は、幌のカバーを使ったことは、1度もありません。
いちいち面倒ですから。
それどころか、こんな風に配線は引きまわすし、シートは変えちゃうし・・・
せっかくの「日本向け特別仕様」の内装も、すっかり台無しです。
ハンドル、シート、灰皿、シフトノブ・・・ぜん~ぶ交換しちゃいました。
さらにもっと・・・
ロールバーまで装着しちゃうと、ぜんぜん雰囲気が変わりますね。
しまいにゃゼッケンまで貼っちゃって!
これなら、英国の伝統が香る、特別仕様=アビンドンじゃなくても良かったじゃん!って話です。